頭が痛い。
耳鳴りがする。
なんか体調が悪い。
そういった時に体の不調が起こるとき、
「天気が悪い」っていう経験ありませんか?
天気と体調には関係があるのでしょうか?
【理由】雨の日は耳鳴り、頭痛が悪化?天気との関係性はあるのか?【改善方法も解説】
天候の変化による体調不良は「気のせい」ではない。
先ほども例にあげたように、天候が変化した際に
- 耳鳴りがする
- 頭痛がする
- 傷が痛む
- 気持ちが重くなる
このような経験をされた方も多いと思います。
大丈夫です。
その経験、「気のせい」ではありません。
気象病→天気痛
気象病という言葉を聞いたことがありますか?
気圧の変化が起こることで体調がすぐれなくなることは昔からあったようです。以前は気象病と呼ばれていたようですが、現在、気象病は「天気痛」と呼ばれています。
気象病に関して研究を続けられていた方が、愛知県で、日本で初めての「天気痛外来」を開設され、天候の変化によって体調不良を訴える多くの方が治療を行っています。
天気痛は気圧の変化が原因
天気痛が発生する原因は、気圧の変化です。
気圧が変化が起こることによりストレスを感じやすくなり、それに抵抗しようと自律神経が活性化されます。
自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、それぞれの働きには以下のようなものがあります。
- 交感神経→血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる
- 副交感神経→血管を広げて体をリラックスさせる
これらの交感神経と副交感神経の調整がうまくいかない場合に、さまざまな体調不良が起こってしまいます。
気圧を感知する「内耳」
耳には外耳、中耳、内耳の3つの構造があるのはなんとなく聞いたことがあるかと思います。
そのなかで耳の奥にあり平衡感覚をつかさどる「内耳」と呼ばれる部分が気圧の変化を感知します。
内耳は非常に大切な部分で、私自身も内耳の異常が原因と考えられる耳鳴り・閉塞感に10年以上悩まされています。
内耳で発生する異常に関しては回復が難しいのが現状です。
私自身も、普段から耳鳴りで苦しんでいますが、天候の悪い日は普段以上に耳鳴りがしたり、閉塞感が強く、その他の体調にも影響が出てしまっています。
姿勢も原因の一つ
天気痛になりやすい傾向の一つとして、女性やデスクワークの人が多いようです。
猫背や反り腰などの骨格のゆがみがある方は注意が必要です。
姿勢が悪いことで体の軸がしっかり定まらなくなり、背骨の中を通る自律神経が影響され気象の変化を受けやすくなるようです。
普段から姿勢を気にすることや、必要に応じてストレッチを行うことが大切です。
私自身も、内耳が弱く猫背気味なので天気痛にかかりやすい人に当てはまってしまっています。
特に台風で悪化しやすい
天候不良時に発生する頭痛・耳鳴り・体調不良などの天気痛で、特に台風の時がつらい。という経験はありませんか?
先ほど気圧の変化で天気痛は起こるという話をしましたが、気圧の変化が急激な時ほど顕著に現れます。
みなさんご存じの通り、台風は気圧の変化が急激に起き、移動も早い為天気痛の症状もきつくなりやすいです。
少しでも症状を和らげる方法はないのでしょうか?
天気痛には耳のマッサージが効果的
天気痛の方に試して頂きたいのが耳のマッサージです。
姿勢も原因の一つでしたが、天気痛になりやすい多くの人が耳の血流が悪い傾向にあります。
耳の血流をよくすることによって天気痛を和らげる効果が期待できます。
こちらで紹介されている耳マッサージが最も手軽なものかと思います。
すぐに出来るので楽して楽になりましょう。
まとめ
天候の変化による体調の悪化「天気痛」
内耳が敏感な方や姿勢が悪い方が特に影響を受けやすいことがわかりました。
改善の方法をまとめると
- 姿勢を見直す→矯正、ストレッチを行う。
- 耳の血流をよくする→耳のマッサージを行う。
- 自律神経を整える→生活の見直しが必要。ストレスを減らす。質の良い睡眠。
などが効果的です。
私と同じように普段から耳鳴り等で悩まれている方には効果的なグッズを利用して少しでもストレスを軽減できるようにしていくことが大切になってきます。
自分でできることは自分でしけなればなりませんが、やはり病院に行くことも大切です。
同じ症状で悩んでいる方も多くいます。
プロの意見をしっかり聞いて自分に合った適切な方法で治療・改善を行っていきましょう。
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