大ブームを巻き起こした名作漫画
「金色のガッシュ!!」
そんな名作を生み出した雷句誠先生は、あの天才漫画家、藤田和日郎先生のもとで6年間アシスタントを務められていました。
本記事では、藤田先生の遺伝子をしっかり受け継ぎながら、それを上回るかのような圧倒的なクオリティで少年たちの心を動かす雷句先生の漫画をまとめました。
まだ作品数は少ないですが、これからさらに名作を生み出してくれるはずです。
藤田先生のアシスタントから大人気作家に!雷句誠先生の作品まとめ【天才の遺伝子】
金色のガッシュ!!
あの「金色のガッシュ!!」が完全版として登場!雷句誠による表紙全巻描き下ろし、カラーページはカラーのまま鮮やかによみがえります。そして注目は描き下ろしとなるオマケの短編マンガ「ガッシュカフェ」。魔物の子供達が戦いを離れ、お茶を飲みながら語り合い、意外な一面を見せ合います。第1回は「ガッシュとゴフレ」がお客様。 週刊少年サンデー2001年6号から、2008年4/5合併号まで連載。魔界の王を決めるため、100名の魔物の子供達が人間とコンビを組み、最後の1組になるまで戦う。ファンタジー系バトル漫画。 天才ゆえに妬まれ、友達のいなかった清麿と、素っ裸で清麿の部屋の窓を割って入ってきたガッシュ。二人が出会い、過酷な戦い、運命の中で共に助け合い、成長してゆく物語。
名作バトル漫画「金色のガッシュ!!」連載当時から大ブームで胸を熱くして読まれた方も多いのではないでしょうか?
そのガッシュが完全版として復刻しています。
魔界の王を目指し、次々に出てくる個性的なキャラ。
無情にも戦いに敗れると消えていく魔物たち。
仲間になっていくキャラも、敵であるキャラにもそれぞれに戦う理由があり、その背景を知っていくにつれどんどん感情移入して泣けてきます。
ただの過去作品ではなく、金色のガッシュ!!を読み返すなら今。もし読んだことがない方がいれば確実に読んでおくべき名作です。
どうぶつの国
両親を大山猫に食べられて、一匹ぼっちで暮らすタヌキのモノコ。ある日モノコは、川から流れてきた見たことのない動物の赤ちゃんを拾う。種は「ヒト」。強さが全ての弱肉強食のこの世界で、戦うための牙も、爪もないこの弱い動物が、「言葉」という全ての動物に通じる鳴き声で世界を変える。奇跡のアニマルファンタジー。カラーページをカラーのまま収録、おまけページの「ライクが巣」はライクがピーマンと語り合います。
ガッシュの大ヒットから次回作が期待された雷句先生の連載第二弾「どうぶつの国」
本作で描かれるのは「弱肉強食」の世界。
動物だけの世界で、「ヒト」の赤ちゃんが拾われたことで動物の世界が変わっていく様子を描いたこの作品は、前作のガッシュの「熱さ」を忘れさせることが無いまま、重いテーマである本作を描き切っています。
前作のような、各キャラに必殺技があり、熱い戦いが・・・という感じではないですが、しっかり考えさせられる内容となっていて、雷句先生の新しい顔を見ることが出来ます。
VECTOR BALL
学校は、人知れず死にかけていた。平穏な日常の裏で進行する、謎の生物たちによる“侵略”。米炊おかかは、その異変を解決したいと思っていた。群青新太は、ただ一人、侵略を食い止めようとしていた。“戦う意志”を持つ二人の出会いが、全ての始まり。新時代を創る"絆"の学園ファンタジー、堂々開幕!!
雷句先生の描く連載第三弾は、これまでの重厚なストーリーで魅せる作風から一転して、ギャグテイストに仕上げた学園ファンタジー作品です。
とにかくギャグに特化している為、これまでの作品内でもたびたび描かれていた雷句先生のギャグが好きな方にはハマる作品だと思います。
しかしながら、賛否両論あり残念ながら打ち切りとなり続編の予定はないそうです。
単行本は5巻まで発売されていてさくっと読めるので最新の雷句先生の作品に興味がある方はチェックしてみましょう。
まとめ
雷句先生といえばやはり「金色のガッシュ!!」というイメージがありますが、その後描かれた2作目、3作目も良い部分は残しつつ新しい挑戦をされています。
藤田先生という天才の遺伝子を受け継ぎ、全国の子供から大人までを夢中にさせた名作漫画を生み出した雷句先生。
これからもどんどん新しい漫画を生み出していって欲しいですね。

私も今読み返してます。熱すぎる。
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