いまや日本が世界に誇る文化「アニメ」
昔は、アニメは子供が見るものというイメージでしたが、今やアニメは子供から大人まで、年齢関係なく楽しめるエンターテインメントです。

家は?
そんなアニメに決して欠かせないものの一つに、「アニソン」があります。アニソンには、アニメの世界観に合ったキャッチーな楽曲が多く、作品の盛り上がりを後押ししてくれる大切な部分です。
人気ロックバンドであるポルノグラフィティも、これまで数々のアニメタイアップ曲を生み出してきました。大ヒットしたあの曲や、実はあのアニメにも・・・
本記事では、そんなポルノの傑作アニソンをまとめてみました。
ポルノグラフィティのアニメタイアップ曲まとめ【傑作アニソンばかり】
アニメタイアップ曲解説
ヒトリノ夜
- テレビアニメ「GTO」オープニングテーマ
漫画、アニメ、ドラマと複数のメディアで大ヒットを記録した「GTO」そのアニメ版のオープニング曲となったのが名曲「ヒトリノ夜」
アポロでデビューした彼らの2ndシングルである本作は、とても二曲目とは思えない完成度で、ファンからも人気の楽曲。同時期にリリースされた他のアーティストの楽曲がバケモノすぎてオリコンTOP10には入らなかったが、私の中ではトリプルミリオンを達成。
鬼塚のように良い先生には出会えなかったが、良いアーティストに出会うことが出来た。あの当時にしか出せない昭仁の歌声の魅力が全て詰まった奇跡の一曲で、キーの高さから現在は歌われる頻度が少ない。

テレビから流れてくるウソみたいな歌声に惚れました。
メリッサ
- テレビアニメ「鋼の錬金術師」オープニングテーマ
ポルノと言えば「メリッサ」をイメージする人も多いほど、彼らの代表曲となったアニソン。アニメ自体が大ヒットしたこともあり、その大ヒットアニメ「ハガレン」の最初のオープニングを歌っているということがファンにとっての誇り。
ライブではイントロから歓声が上がり、昭仁のバケモノ級のロングトーンでファンを沸かせる。今までも、これからもポルノのたくさんある名刺の一枚。
今でいう鬼滅の刃のオープニングの「紅蓮華」的な人気だったと個人的に思っている。


ワシの胸を貫けぇぇぇぇぇぇぇ~~~~~~~~っっっっっっっっっっ
Winding Road
- テレビアニメ「天保異聞 妖奇士」エンディングテーマ
大ヒットした「ハネウマライダー」の後にリリースされたこともあり、地味なイメージがあるが、昭仁作詞作曲の中でも最強クラスの名曲。そして、この曲をアニソンだと知らない人、忘れている人もいるかと思うが、タイアップがついた「天保異聞 妖奇士」は普通に名作で面白い。
当時、あの土曜18時のアニメ枠で放送したアニメの中でも挑戦的な作品だったと思う。今は亡きヒロシの声優でおなじみの藤原啓治さんが主人公を演じており、今見返すと泣いてしまうかもしれない。Amazonプライムでまだ見れるみたいなので、気になった方はハンカチを持って見て欲しい。藤原さんの声にも、エンディングの昭仁の歌声にも泣かされるかもしれない。
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良い声してる人・・・憧れる。
今宵、月が見えずとも
- 劇場版アニメ「BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ」主題歌
昭仁が“ヒット曲”を意識して制作したと語っていただけあり、しっかりタイアップ曲として世界観にマッチしていながら、キャッチーで覚えやすい楽曲。アニソンはイントロから盛り上がるものが多いが、本作もライブでイントロが鳴った瞬間に会場が沸くほど人気で、定番曲として定着するかと思いきや、全然ライブで演奏しなくなった。
10周年イヤーのアリーナツアー「ロイヤル ストレート フラッシュ」では、英語表記されたポルノの楽曲がスクリーンに流れ、そこからの「今宵、月が見えずとも」のカッコよさは失神モノ。
当時、スクリーンに流れた映像と同じスクリーンセーバーが配布され、いまだに昔のパソコンに残っていて記憶がよみがえると同時に、自分の老いを感じた。

昭仁も、晴一もええ感じに老けたな。
アニマロッサ
- テレビアニメ「BLEACH」オープニングテーマ
劇場版の主題歌を担当し、今度はテレビアニメ版も担当したポルノ。それだけ、ポルノがつくるアニソンに対する信頼度が高さが感じられる。
劇場版主題歌となった「今宵、月が見えずとも」が晴一作詞なのに対し、本作は昭仁作詞作曲の、まさに昭仁らしいストレートな熱いナンバー。二人の詞は本当に全然違う世界観を生み出すので面白い。
Aメロに言葉がたくさん詰まっていて、カラオケで歌うと「ツバメのように」でいつも噛む。歌では全然噛まないのに、80%歌詞を間違え、トークは100%噛む。本当に面白いボーカルだと思う。


昭仁のストレートな曲、大好きです。
瞬く星の下で
- テレビアニメ「マギ The labyrinth of magic」 オープニングテーマ
サンデーの大ヒット作、「マギ」のオープニングに起用された本作は、晴一が初めてアニメタイアップとして作詞作曲した楽曲。晴一にしては珍しく、ストレートな作詞をしている点に注目したい。カップリングに収録されている「極上ランディング」がどう聴いてもアニソンにしか聴こえないと思ったら、マギの主題歌候補だったらしい。
「極上ランディング」に関しては、キャッチーで良い曲だが、少し昭仁の声の調子が悪いように感じる。同じくカップリングの「むかいあわせ」は名曲過ぎるのにライブで一度も演奏していない。いろんな意味で珍しい楽曲ばかりのシングルだと思う。


身震いがとまらんぞ。病院行こ。
オー!リバル
- 劇場版アニメ「名探偵コナン 業火の向日葵」主題歌
近年最大のヒット作と言えば、もちろん「オー!リバル」
ポルノの新しい代表曲として定着し、ライブでも大歓声が巻き起こる。まさにコナン様様。
昭仁作曲、晴一作詞の楽曲は今やポルノで一番安定感のある組み合わせになり、ビジネス不仲とも言われている二人はしっかりお互いの事を信頼していることが曲から伝わってくる。
年々増しているコナンパワーに再度あやかりたいと思っているので、次の映画はポルノ主題歌でお願いします。彼ら、良い仕事しますよ。

ゲスト声優にも出て欲し・・・いや、噛むからダメだ。
THE DAY
- テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」 オープニングテーマ
前作、「オー!リバル」の大ヒットから、勢いに乗ったポルノは連続でキャッチーな、パワーのある楽曲を制作。
ライブのオープニング、中盤、ラストどこにもってきても映える楽曲で、ある意味「THE DAY」は、ライブにおいて「オー!リバル」より強い部分があるかもしれない。これからもサウダージ、アゲハ蝶のようなポジションでポルノにとっての代表曲として君臨することだろう。

爪噛もっ!!
Montage
- テレビアニメ「パズドラクロス」 オープニングテーマ
大人も見ているかもしれないが、どちらかといえば子供向けアニメであるパズドラクロス。そのタイアップ曲に起用された「Montage」は、子供にもわかりやすい楽曲・・・ではない。
作曲晴一、作詞昭仁の表記を見て、逆じゃないのか!?とツッコミたくなったファンも多いかもしれない。シングル曲としては異例の組み合わせだが、その期待を良い意味で裏切るクオリティに仕上がっている。
ホールツアー「BUTTERFLY EFFECT」では、昭仁と晴一の顔がモンタージュされる映像が流れる演出があり、私が参戦したライブでは、近くの女の子がまぁまぁの大きい声で「あっ!かっこいい」と心の声を漏らしていた。わかる。

「Montage」をDVDに収録してくれてありがとう。
ブレス
- 劇場版アニメ 「ポケットモンスター みんなの物語」主題歌
妖怪ウォッチに格の違いを見せつけた老舗アニメ「ポケモン」の映画主題歌に起用された「ブレス」
個人的に、近年のシングルではトップクラスに好きで、昭仁の作るポップな楽曲にマッチした晴一の詞が最強。ポケモンに忖度せず、ポルノとしてのハンコをしっかり押しているにも関わらず、映画とばっちりハマっている名曲中の名曲。
地元凱旋ライブ「しまなみロマンスポルノ」の軸となった楽曲で、全員が悔しい思いをしたあの日から1年後の9月8日。東京ドームで披露された時、号泣した。

これからもずっと聴き続ける大切な一曲。
VS
- テレビアニメ「MIX」オープニングテーマ
あだち充の名作「タッチ」の30年後を描いた「MIX」の主題歌に起用された本作は、デビュー20年を記念したライブ、「NIPPON ロマンスポルノ'19 〜神vs神〜」の為に作られたような楽曲だが、あくまでアニメ用らしく、晴一の恐ろしさを感じるシングル。
ピアノのイントロが非常に美しく、あのイントロをサポートメンバーのみなちんが弾いているのをみると、なんか面白い。決してバカにしているわけではないが、面白い。
ライブの本編最後で演奏され、VSからのプッシュプレイは5万人が泣いた。

あんなもん反則過ぎるで。
本当に20年おめでとう!!
まとめ
子供から大人までみんなが楽しめるアニメ。
そんなアニメに寄り添い、そして思わず口ずさんでしまうアニソン。
これまでポルノが生み出してきた、たくさんのアニソンをもう一度聴き直して、そしてこの機会にアニメを見返してみるのも良いかもしれません。
きっとこれからも、タイアップした作品にしっかり寄り添ったポルノらしい素敵なアニソンを作ってくれることでしょう。

ロックバンドがアニメの曲を作ることが恥ずかしいなんて思わない。
だって素敵な曲をみんなに知ってもらえるんだから。

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