長い間ずっと待っていた。
あの場所に帰ってくる日を。
ある日、実家に帰った時に引き出しの中から昔使っていたガラケーを見つけた。
急に懐かしい思い出に浸りたくなり、充電器を探し電源を入れた。
そこには10年前の思い出が詰まっていた。
当時は気にならなかったが、スマホが当たり前になった今、どれも荒く感じる画質。
その中で一番胸が熱くなり、当時のことを思い出す画像があった。
2009年11月28日、一夜限り映像化なし。
ポルノグラフィティ初の東京ドームライブ
- 東京ロマンスポルノ’09 〜愛と青春の日々〜
誰もが知っている場所に、誰もが知っているバンドが初めて立った日を見れたことは自分の人生において大きな思い出の一つ。
長年追うファンをも唸らせるような想像を絶するセットリスト、そして豪華な演出は伝説のライブとしてファンに語り継がれることが当然と言えるものだった。
終演後のドームを見上げ、思った。
「こんなすごいライブをいつかまた見たい」
「必ずまたやってくれるはずだ」
「その時が来れば絶対に参加しよう」
そして、それから10年、その時がやってきた。
自分だけじゃない、みんなが待っていた。
10年間待った日。ポルノグラフィティ東京ドームライブ「神VS神」で見た闘い続けるロッカー
20周年イヤーを駆け抜けるポルノ
2018年9月8日
ポルノグラフィティの地元である広島県尾道市、そこから20周年イヤーはスタートした。
付き合ってからポルノを聴き始めてくれた妻と共に、初めて訪れる憧れの地は雨に濡れながらも温かい気持ちにさせてくれる時間だった。

しまなみロマンスポルノのテーマ曲にもなっている「ブレス」の歌詞
晴れた日も、雨の日もあるように
これまで灼熱の太陽の下で行うライブも、笑ってしまうくらい豪雨のライブもあったポルノがこの時に初めて雨に泣くという経験をした。
しかし、その出来事がよりポルノとファン、そして地元を繋ぐ絆を深めることになった。

尾道から始まったライブは映画館のスクリーンを通し全国へ繋がり、そして全国で待つファンの元へとツアーに出たポルノは自らの20年が色あせていないことを証明した。


全国ツアー中に東京ドームライブが発表された時、10年前のあの日を思い出し胸を熱くした人も多いだろう。
長かった、やっとだった。
不安だったチケット一般発売日
記念すべき満20年を祝うべく、チケットの確保は最優先事項。
ラバッパーである身なのでもちろん最速先行でチケットを確保し、一安心した。
本当にlove up!に入ってよかったと思った。

チケットを確保してから、ファンでありながら一つ不安に思っていたことがある。それは
- 二日間も東京ドームは満席になるのか?
ポルノの人気がないとは思っていない。
ずっとファンを離さず、そして新規ファンを増やし続けている。
しかし、今の時代にドームを二日間も埋めることは簡単なことではない。
20周年記念として行われたUNFADEDツアーも当日券を出している公演があり、追加公演もなかった。
メンバー自身も、「ひとりあたり25人くらいずつ連れてきてほしい」などというジョークを飛ばしていたが内心、心配していた部分もあると思う。
大手チケットサイト以外にも様々なところでチケットの販売が行われていた。
託児所を設け、子供がいる方も参加しやすい状況を作るなど出来るだけ幅広い人がこれる状況を作っていた。
誰もが一度くらいはポルノを聴いたことがあると思う。彼らはデビューからずっと第一線で活躍を続けてきた。
自他共に認めるポルノファンであるKing Gnuの井口君もこう語っている
「何度生まれ変わってもポルノグラフィティを避けて通れない」
「ポルノグラフィティを避けて青春を送る方法はただひとつ。この世に生まれないこと、これのみですね」
そう、この世に生まれてしまった以上、ポルノと共に生きることになる。
それくらい当たり前に、私たちの身近に音楽を届けてくれていたバンドだ。
東京ドームライブに向けて発信されたポルノファンのあるツイートが心に響いた。
本当にその通りだと思わされた。
フォロワーみんな9/7、9/8は東京ドームにきてくれ あなたの人生のどこかにポルノがいるのならきっと楽しめるよ
— 綴 (@penguincawaii) July 2, 2019
ポルノのライブを見たことが無い人でも、
「ライブに行けばきっと楽しませてくれる」ってわかると思う。多くの人の目にそう映ってきたバンドだと思うから。
少しでも興味があれば、集まって欲しい。
迎えた7月27日(土)チケット一般販売当日。
販売開始時間を過ぎて、昼前頃にチケットサイトを確認した。
そこに並ぶのは「SOLD OUT」の文字。
本当に嬉しかった。
満員のドームで、ポルノを祝福出来る。
しまなみロマンスポルノ、そしてライブ・ビューイングは豪雨災害の復興支援としての意味合いが大きかった。
全国アリーナツアーは、平成という時代を忘れない様にというメッセージの強いもので、ポルノ20周年を祝うというより、私たちに向けたメッセージをポルノが伝えて回るツアーだった。
満20年を迎える日、その日くらいは思いっきりポルノを祝いたい。
一年で最も縁起の良い日
ポルノがデビュー満20年を迎える2019年9月8日は、一年で一番縁起の良い日だった。
天赦日・大安・一粒万倍日という様々な良いとされる日が重なる2019年最強の日。
そんな日にデビュー満20年を満員のドームで迎えることが出来るなんてやはり持っているバンドだと思った。
入籍に最適な日だという事もあり、結婚の時期を相談していた私たちもその日に入籍することを決めた。
ポルノ展
東京にいる数日間のうちに、同時開催していたイベントがある。
- ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION
- 喫茶ポルノ
喫茶ポルノでは、当日の早朝から長蛇の列だったようで、遠方から参加している人には難しく、私たちも喫茶ポルノへの入場はスケジュール的に厳しかった。
ポルノ展に関しては事前にチケットを購入しており、私たちの入場時間前に池袋へ到着した。
喫茶ポルノで楽しそうにしている人を羨ましく思いながら、ポルノ展へ入場する。
中に入ると、歴代のライブ写真に迎え入れられる。どれもカッコイイ。
JUKEBOXでは、質問に答えていくとおすすめの一曲選んでくれる。私は「ビタースイート」妻は「TVスター」だった。
Lyric Wallというコーナーでは、壁にポルノの楽曲で使われているフレーズが流れており、それをタッチすると曲が流れる。単語が流れているだけなのに、どれもポルノらしいワードなのがすぐにわかる。
そしてインディーズの頃のレア映像などを視聴し、最後のコーナーへ
想いがあふれてくる。
こんな短時間ではとても書き切れない想いがたくさんある。
しまなみ展覧会の時のように、祝福と感謝の気持ちを書き、モニターに表示させた。
どれが自分たちのメッセージか見失う程に、そこにはたくさんの人の想いがあふれていた。
10年前と、今
一度ホテルに戻った後、徒歩で東京ドームへ。
歩きながらドームへ向かう道中、何人のファンを見ただろう。
田舎者の私たちでも迷わない。この人たちの後ろを歩いていけばドームにつく。
顔も知らない人だけど、同じものが好きなことはわかる。
東京ドームへ着くと、すでにそこには開演を待つファンでいっぱいだった。
思い出す。
初めて一人で、田舎から夜行バスに乗って東京ドームに来た日も、こうやってたくさんのファンであふれていた。
10年前、学生だった自分は田舎の友達と参戦する予定だったが、急遽その友達が行けなくなり、初めて一人で東京へ行くことになった。
ライブ前日に家を出発しようとした時に、祖母が「楽しんでおいで」とお小遣いをくれたのを覚えている。
前回のライブは本当に楽しくて一生の思い出になったけれど、一緒に行く人がいなかったのが心残りだった。
もし、今回も一人での参戦だったら、「亡くなった祖母にもう一度会いたいなぁ」などと思いながら切ない気持ちで開演を待っていたかもしれない。
でも、今回は一人じゃない。
セトリ予想をしたり、10年前の話をしてあげたりしながら、時間を待った。
10年前より、ワクワクしていた。
「神VS神」DAY1
会場に入り、席に着くとキューブ教頭による恒例の客いじりが始まる。
会場みんなで声を出して曲名を叫ぶところでは、反響する声に鳥肌が立った。
開演の16時30分を少し過ぎる。
ステージ周辺から爆発音がした。緊張が走る。
ファンファーレが鳴り響き、スクリーンのロゴが動き出す。
映し出された今日の日付、そしてスクリーンのロゴは少しずつ変化し、ある人の形になった。
それは明日で20歳を迎えるバンドのメンバー
- 世界一のボーカリスト 岡野昭仁
- 世界一のギタリスト 新藤晴一
暗転しないまま、コーラスを重ねた美しい歌声が響き渡った。
狂喜する声が満ち溢れていた
立ち向かうように髪を振り乱し
「その拳突き上げろ」と唄う
あのロッカーまだ闘ってっかな?
一曲目に選ばれたのは中学生の時に夢中になって聴いていたアルバム「THUMPχ」から
- プッシュプレイ
10年ぶりにこの場所に立ったロッカーを、大歓声のファンが迎えた。
狂気する声が満ち、一曲目から熱気は最高潮。
続いて響くベース。
この曲でポルノに興味を持った人がどれだけいただろう。
小学校の時、友達みんなが歌っていた曲。
- メリッサ
どこまでも伸びるロングトーンに、さらに会場は沸いた。
最近、「鬼滅の刃」と共に主題歌の「紅蓮華」が大ヒットしたが、当時の「鋼の錬金術師」及び、主題歌の「メリッサ」は同じようにみんなが夢中になる曲だった。
以下、9月7日のセトリ
M02 メリッサ
M03 THE DAY
M04 メドレー
ミュージック・アワー
マシンガントーク
ヴォイス
狼
M05 アポロ
M06 グラヴィティ
M07 Twilight,トワイライト
M08 "Theme of "74ers""
M09 n.t.
M10 Hey Mama
M11 渦
M12 俺たちのセレブレーション
M13 ジレンマ
M14 愛が呼ぶほうへ
M15 ラック
M16 キング&クイーン
M17 Mugen
M18 ネオメロドラマティック
M19 ハネウマライダー
M20 アゲハ蝶
M21 VS
【ENCORE】
EN1 オー!リバル
EN2 Century Lovers
EN3 ライラ
M03 THE DAY
「メリッサ」に続き、大ヒットしたアニメ「僕のヒーローアカデミア」の最初のオープニングとして起用された「THE DAY」を演奏。新旧のアニソンどちらもクオリティが高い。
M04 メドレー
ミュージック・アワー⇒マシンガントーク⇒ヴォイス⇒狼
ポルノにとってパパ的存在のak.hommaこと本間昭光氏が登場し、本間さんの楽曲がメドレーで披露された。やはりパワーのある楽曲が揃っていて安定感がある。
そして、校長先生ばりになかなかの尺で話をした本間さんだった。
M05 アポロ
1番は、昭仁と晴一、そして本間さんの三人で演奏する。
二人の後ろで見守るようにピアノを弾く本間さんが、成長した子供を見つめる本当のお父さんのように見えた。ここにも、「愛」がある。
そして金テープも発射され、会場も再び興奮の絶頂を迎えた。
M06 グラヴィティ
ここまで明るかったが暗転し、久々に披露された人気曲。
東京ドームは早い時間から公演する場合、暗転しても暗くならなかったはずなので、その為に数曲明るいままやっていたのだと思う。
イントロが鳴った瞬間に歓声が上がり、ここから一気に聴き入るゾーンに入る。
アウトロで晴一の飼っていた愛犬「スゴロク」の鳴き声も入っていて、「愛」を感じた。
M07 Twilight,トワイライト
スゴロクの鳴き声で「グラヴィティ」が終わり、そこから名曲「Twilight,トワイライト」が始まった。普段高音が印象的な昭仁が語り手のように低く歌い出す。
亜細亜のスミで鳴き声一つ
繋がれた飼い犬が夜ごとリフレイン
東京ドームの空気が一気に変わるのを感じた。
M08 "Theme of "74ers""
晴一のギターで奏でられる「"Theme of "74ers""」では、スクリーンに過去のライブの映像が流れた。10年前のドーム公演では、途中メンバーがスクリーンに映し出され、さまざまなメッセージを訴えかけるシーンがあった。
今回の公演では、ただ淡々とポルノの歴史を辿っていく。そして、映像は東京ドームのリハーサル風景となった。
M09 n.t.(弾き語り)
恒例の鳥のさえずりが聞こえ、昭仁の弾き語りタイムに入る。
この広い東京ドームの真ん中に立った昭仁が弾き語りに選んだ楽曲は、デビューして数年した時に自身が作詞作曲した「n.t.」だった。
この曲には、当時自身を取り巻く環境が目まぐるしく変わっていく中で、感じたもどかしさなどを落とし込んだ曲。
優しく歌い始め、サビに行くにつれ力強く、そして訴えかける様に熱唱した。
風が舞う空にその身を投げることができますか?
大きな悲しみを前に耐えることができますか?
固く握り締めた拳を振り下ろさずにいれますか?
そしてそれが生きる事だと胸を張って言えますか?
M010 Hey Mama
昭仁の弾き語りの次は、晴一がボーカルとして演奏する「Hey Mama」が披露される。
ポルノは基本的に急激に曲を転調し、余韻に浸ることを許さないスタイル。
サイコロツアーの追加公演には参加できなかったので、初めて「Hey Mama」を聴いた。晴一かわいい。
M11 渦
FIRE HORNSというホーン隊が登場。
惑わずの森のホーンセッションが好きだった事と、久々に聴く「渦」にテンションも上がる。
この時点で、二日目はバイオリン隊か?などど思っていたが現実になった。
M12 俺たちのセレブレーション
意外と人気な「俺たちのセレブレーション」は今後も5年ごとに披露されていくのだろう。
昭仁と晴一が共作で歌詞を書くのが新鮮だったので、今後も共作を増やして欲しい。
M13 ジレンマ
ラスト曲の定番「ジレンマ」は、アリーナツアー同様に中盤での披露となった。最古に近い曲ながら、ホーン隊のアレンジが加わり新しい表情が見れるのが面白い。
M14 愛が呼ぶほうへ
「黄昏ロマンス」のような雰囲気の中始まった名曲「愛が呼ぶほうへ」は、ライブでも定番のバラード。過去のバラード曲の演奏頻度がどんどん減っている中で、この楽曲だけはずっと歌い継がれていくだろう。
いずれやってくる最後のライブ、その最後の曲はこれだと思う。
M15 ラック
ポルノが繰り出すヘヴィロック、決して彼らのスタンダードではないが、こういった曲があるからこそポルノから離れられない。
Tamaが最後に残した曲は、いまだにファンに愛されている。もちろん、これからも。
M16 キング&クイーン
ラックからヘヴィロックゾーンに入るかと思いきや、真逆ともいえる「キング&クイーン」のイントロに歓声が上がる。
ポルノのわかりやすくストレートな楽曲を嫌いな人もいるが、私はこの曲が大好きだ。
初めて聴いたBUTTERFLY EFFECTツアーでは、夜間飛行から始まり、やがて朝を迎える構成のなかで最後に演奏された楽曲だった。
CD音源では感じなかった感動がライブでは伝わり、ライブで見て印象が変わった曲となり、その後しまなみロマンスポルノで一曲目に披露されたことで胸が熱くなった。正直言ってこの曲には良い思い出しかない。
M17 Mugen
何年たっても盛り上がる色あせない曲。「Mugen」はポルノにとって大きな武器で、他のバンドには出せない貴重なシングルだったと思う。
M18 ネオメロドラマティック
本当に楽しい。ネオメロはいつ聴いても心の底から楽しさが沸き上がってくる名曲。余力を残すことなく、思いっきり手を叩く。
ポルノには、大ヒットしたエース級の楽曲からは知名度的に少し劣りながらもライブで絶大的な力を発揮する曲が多すぎる。
M19 ハネウマライダー
ライブの終わりが近づいていることを知らせる合図が鳴った。
ライブに初めてきた人も周りをうかがってタオルを広げる。5万人以上のファンが一斉にタオルを回す姿は圧巻だった。
M20 アゲハ蝶
誰もが知っている曲がきた。ハネウマで一体になったファンをさらに一つにする時間。
35曲も演奏された10年前の東京ドームライブで一番何が印象に残っているかと聞かれると、間違いなく「アゲハ蝶」と答える。
あの日、大好きなアルバム曲やカップリング曲がたくさん披露されて、どれも興奮した。それなのに有名なシングル曲であるこの曲で満員のドームのみんなが合唱した時、心が震え、自然と涙が出た。
当時学生だった自分は泣く事が恥ずかしいことだと思っていた。でも、本当に感動すると涙は止められないということを知った。
今回のアゲハ蝶も、感動と熱気があふれる最高の時間だった。
M21 VS
プッシュプレイから始まり、本編最後の「VS」を演奏する前に、昭仁はデビュー前のことを振り返って語った。
自分たちの事をポルノグラフィティと名乗り、大阪で活動を始めたのが25年前。
大阪の吹田にあるフリーバードっていう6畳にも満たない小さいスタジオで、ただただ音を出してるだけで楽しかった。
まだ何もなし得てないわしらでも、おぼろげながら夢を描くものです。
それから25年経ちました。駆け出しの頃の僕らが全く想像もできんかった場所に、今、僕らは立っています。
こんな場所にポルノグラフィティを連れてきてくれてありがとう。今までで一番素敵な景色を見せてくれて本当にありがとう
そして曲が始まる。スクリーンに映し出される歌詞は、過去の自分へのメッセージ。
アニメ「MIX」の主題歌として書き下ろされた楽曲なのに、まるで今日のことを歌っているような歌詞が泣ける。
そうかあの日の僕は今日を見ていたのかな
こんなにも晴れわたってる
バーサス 同じ空の下で向かい合おう
あの少年よ こっちも戦ってんだよ
最後のサビを迎える前に、センターステージへ向かう二人。
「こんなにも晴れわたってる」とリンクさせるようにドームの照明が一気に明るくなり、満員のファンの姿が視界に入ったが、すぐに涙でかすんでしまった。
金の紙吹雪が発射され、歌い終りに昭仁が「プッシュプレイ」のワンフレーズを歌う。
あのロッカーまだ闘ってっかな?
デビュー前のことはわからない。
でも、10年前のあの日のドームから変わらず、もっとさかのぼれば、自分が初めてテレビから聴こえてきた歌声に心を掴まれた日から、ポルノはずっと闘っている。
ずっと見てきたからわかる。
EN1 オー!リバル
アンコールの一曲目は、近年最大のヒット曲とはっきり言い切れる名曲「オー!リバル」
この曲があるから、ポルノのライブに行ってみようと思った人もいるはず。そんな人に向けて力いっぱい、歌詞を飛ばして間違えまくって熱唱した。
EN2 Century Lovers
いつもの煽りが始まり、再びドームの温度が上がる。本当に盛り上げ方が上手いボーカルだ。
「Century Lovers」の演奏頻度が減ってきていたが、20周年イヤーは何度も演奏してくれて本当に嬉しかった。
EN3 ライラ
初日の最後は、新しい定番曲となりつつある「ライラ」で〆る。
まだまだ馴染めない部分もありながら、少しずつなくてはならない曲になっている。
ファンが参加することで完成する楽曲、あとは私たちが完成させてポルノのライブに無くてはならない曲にしていきたい。
10年ぶりの東京ドーム公演初日が終演した。
長い間待ちわびたライブだっただけに、言葉にできないほど様々な感情があふれ出してきた日だったが、まだライブはもう一日ある。
そして明日は、今日とは違う意味でみんなが待っていた日だった。
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