国民的ロックバンドであるポルノグラフィティのボーカル、岡野昭仁が個人でYouTube配信を行う番組「DISPATCHERS」
9月29日に配信された第15回目の企画では、大人気楽曲をカバーしました。
カバーしたのは、「Pretender」
今、勢い止まらずチャート上位の常連となったピアノPOPバンド「Official髭男dism」が生み出した令和の名曲です。
ポルノ岡野昭仁がOfficial髭男dism「Pretender」をカバー!進化が止まらない歌声に注目!!
以前にも国民的人気楽曲「紅蓮華」をカバー
昭仁は、以前にも大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」の主題歌である「紅蓮華」をカバーしています。

まるで自らの持ち曲のように、昭仁らしい力強い歌声でヒット曲を歌い上げる姿に、SNS上は絶賛の声で溢れました。
LiSAさん本人も、このカバーに感謝の声をツイートしています。
鬼滅人気もあり再生数は100万回を超え、たくさんの方に今の昭仁の歌声の素晴らしさを伝える機会となりました。

自分の周りでも絶賛でした。
進化を続けるボーカリスト岡野昭仁が「Pretender」で見せる圧倒的な表現力
今回の配信でカバーした「Pretender」は、はっきり言って以前の紅蓮華を超えています。
Official髭男dismのボーカル藤原聡さんは非常に高音かつ、どこまでも伸びる力強く美しい歌声を持ち、はっきりとした発音で歌うボーカリストです。
バンド自体もポップで一音一音のメロディがしっかりしているのでどこかポルノグラフィティに近しいものを感じていました。
いつかカバーして欲しい楽曲の一つにこの曲を考えていた人もいたのではないでしょうか?
ファンなら知っての通り、年々歌声が進化する昭仁。今回弾き語りされた「Pretender」では、さらに進化を遂げた歌声を披露しました。
昔の昭仁の歌い方は、その力強い歌声を前面に出すストレートなもので、“表現力”という面では少し足りない部分もありました。しかし、現在の昭仁はポルノの多彩な楽曲全てにおいて完璧に歌いこなし、詩の中で描かれた物語の主人公本人が歌っているかのように楽曲一つ一つに感情が込められています。
さらに恐ろしいのが、これまで強みのベースとしてあった“歌声の力強さ”も進化し、よりパワフルになっていることです。
昭仁が若手の人気楽曲をカバーする際に感じるのは、決してベテランとしての余裕だけではありません。同じアーティスト、歌い手として彼らを“ライバル”として見ているように感じます。

オー!リバル
デビュー20年を超えたバンドのボーカルとは思えない向上心の源にあるのは、まだまだ若手には負けずに技術の向上、ヒット曲の制作を行いたいという気持ちだと思います。
コロナ禍で母体であるポルノグラフィティとしての活動が行えず、昭仁・晴一共に個人の活動に力を入れています。特に昭仁に関してはこれまで個人活動が少なかった為、現在は画面を通してにはなりますが、以前よりも姿を見る機会が増えています。
ポルノグラフィティでないと出来ないことがある反面、個人であるからこそ出来ることもあります。大きな母体であるポルノでは制限されることも、フットワークが軽く挑戦できるというメリットを最大限に生かした一つの動きが今回の配信です。
長年ファンをやってきて、彼の歌う姿を見続けてきました。今回のカバー配信を含め、コロナ禍における現在の昭仁から伝わってくる想いは、ただファンを楽しませたいという気持ちだけはありません。
もっともっと歌いたい。
もっともっと伝えたい。
そんな気持ちが溢れ、気持ちが落ち込みがちになってしまうこんな時期でも、前向きな気持ちが歌声に乗って伝わってきます。
期待されるカバーアルバムの発売
昭仁は以前、自身のラジオ「LIVE IT UP」にて弾き語りを披露していました。ポルノの楽曲だけではなくカバー曲を多数披露し、当時から「カバー楽曲を収録したアルバムを出さないのか?」という声が多くありました。
その当時も本家に劣らないクオリティの高いカバーを披露していましたが、現在の昭仁は格段に技術が向上し、本家にはない魅力をも引き出すほどのレベルになっています。
今こそカバーアルバムをリリースすることをファンは待ち望んでいます。
リリースするのであれば、カバーの神である徳永英明さんやAcid Black Cherryのyasuさんのようにシリーズ化して多くの名曲を昭仁らしく表現して欲しいです。
まとめ
今や、誰もが口ずさめる令和の名曲となったOfficial髭男dismの「Pretender」
今回配信されたカバーでは、決してただ名曲を歌うだけでなく昭仁らしい表現の仕方で本家とは違った魅力を引き出しています。
昔のポルノしか知らない方や、そもそもポルノの曲を聴いたことが無い若い方にも岡野昭仁という常に進化が止まらない最強のボーカリストの“今”を知っていただきたいです。
今後も「DISPATCHERS」での配信及び、ポルノとしての活動に期待しましょう。

やっぱり音楽って最高

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