自分の中で色あせない音楽。「UNFADED」ツアーで感じた生涯の宝物【ポルノグラフィティ20周年アリーナツアーの記録<前編>】

ポルノグラフィティ

ずっとポルノを聴いてきた。

周りからは、不思議に見られたこともある。

「ポルノって古くない?」
「ポルノばっかり聴いてて飽きない?」

もちろん、ポルノしか聴かないわけじゃない。
自分の人生で影響を受け、今でも大好きなアーティストはたくさんいる。

でも、自分の中でポルノは一番だし、気付いたら耳元で流れているのはポルノだった。
それが当たり前だった。

2018年末から2019年春にかけて、そんな当たり前と向き合い、そして再確認するツアーが行われた。

  • 16th ライヴサーキット“UNFADED”

ツアータイトルの“UNFADED”
訳すと「色あせない」

これまでの20年の歴史の中で生み出されてきたポルノグラフィティの楽曲は、色あせていないのか?

ポルノと、ファンで一緒に考えたツアーに参加した思いをまとめた。

自分の中で色あせない音楽。「UNFADED」ツアーで感じた生涯の宝物【ポルノグラフィティ20周年アリーナツアーの記録<前編>】

UNFADEDツアーの開催発表


ポルノグラフィティの20周年イヤーは、悔しいスタートを切った。
初めての地元凱旋大型野外ライブ「しまなみロマンスポルノ'18〜Deep Breath〜」は雨によって二日目が中止。

ポルノグラフィティ地元凱旋ライブ「しまなみロマンスポルノ」を決して忘れない為に・・・あの時の想いを記す。
あなたは、ポルノにとって初めての地元凱旋大型ライブ「しまなみロマンスポルノ」について知っていますか?本記事では伝説のライブである「しまなみロマンスポルノ」について紹介しています。本記事を読むことで、ポルノがどれだけ地元を愛しているか、地元に愛されているかがわかります。

それから約1か月半後、メンバー二人の想い、そしてたくさんのファンの想いを胸にリベンジとして全国100館の映画館で行われたライブビューイング「しまなみロマンスポルノ’18 〜THE LIVE VIEWING〜」は大成功に終わった。

悔しかった想いを全てぶつけた「しまなみロマンスポルノ’18 〜THE LIVE VIEWING〜」の記録
ポルノグラフィティ初のライブ・ビューイングは、雨によって中止となったしまなみロマンスポルノを再現したものでした。本記事では、“しまなみロマンスポルノ’18 〜THE LIVE VIEWING〜”について紹介しています。あの日の感動が蘇ります。

ライブビューイングと並行してポルノが進めていたのが同年12月から開催されるアリーナツアーだった。
本来であればしまなみロマンスポルノのライブ中に発表されるはずだったであろうツアー開催の告知は雨により幻となり、数日後に公式サイトやSNSなどでアナウンスされた。

これまでのポルノの活動では、ベストアルバムをリリースして、ライブを行うことが恒例となっていた。

5周年では、2枚のベストアルバムをリリース

  • PORNO GRAFFITTI BEST RED’S(赤リンゴ)
  • PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S(青リンゴ)
Tama脱退前、最後にリリースされた最初のベスト「赤リンゴ」は5年間の総決算【紹介・レビュー】
元ベースTamaが脱退し、デビュー5年を迎える一つの節目にリリースされたポルノグラフィティの最初のベストアルバム「PORNO GRAFFITTI BEST RED'S」通称“赤リンゴ”は、有名シングルを多数詰め込んだ熱量の高い名盤です。本記事での赤リンゴ紹介を読むことで、リンゴが食べたくなります。
ポルノがアルバム初のオリコン1位を獲得した「青リンゴ」は大ヒットした名作【紹介・レビュー】
ポルノにとって、初めてオリコン1位を獲得したアルバム「PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S」通称“青リンゴ”は、Tama脱退前にリリースし、驚異的な売り上げを記録した名盤です。本記事での青リンゴ紹介を読むことで、リンゴが食べたくなります。

その後に、赤+青=紫ということで開催された

  •  5th Anniversary Special Live”PURPLE’S”

そして10周年でも同様に、2枚のベストアルバムをリリース

  • PORNO GRAFFITTI BEST ACE
  • PORNO GRAFFITTI BEST JOKER

そしてトランプにちなんだアリーナツアー

  • 10th ライヴサーキット “ロイヤル ストレート フラッシュ”

を開催し、全国のファンを沸かせた。

15周年では、2枚のベストアルバムではなく、これまでのシングルを1枚にまとめたシングルコレクションをリリース

  • PORNOGRAFFITTI 15th Anniversary “ALL TIME SINGLES”

そして、15年間の活動で手に入れたポルノとしてのたくさんの名刺を胸にアリーナツアーを開催した。

  • 13thライヴサーキット“ラヴ・E・メール・フロム・1999”

どんどんCDは売れない時代になり、世間的にも爆発的大ヒットを記録した最初のベストアルバムから徐々にセールスは落ちていったものの、ファンを離さず新しい音楽を生み出しながら駆け抜けてきたポルノ。

これまでの流れから今回もアリーナツアーを行う前にベストアルバムがリリースされるであろうと予測されていた。

しかし、今回のアリーナツアーを行うにあたり、CDのリリースはされなかった。

サブスクの解禁


時代が変わりCD形態リリースが減り、サブスクでの定額音楽配信がメインとなっている中で、ポルノもしまなみロマンスポルノが開催された9月7日にサブスクを解禁していた。

このサブスク解禁に関しては、ファンとしては嬉しくもあり、寂しくもあった。
いままで聴いてこなかった人がポルノを身近に感じてくれることは本当に嬉しい。
でも、その反面CDリリースが無くなるかもしれない寂しさもあった。

今回のアリーナツアーはこのサブスク解禁もあり、今までとは違うツアーとなった。それは、

  • アルバムを主軸としたツアーではない事
  • サブスク解禁により、全ての楽曲がセットリスト対象である事

ポルノを聴いてこなかった人が今から予習するには全く時間が足りない。
かなり挑戦的なツアーを行うことを決意した二人だが、長年追っているファンからすれば、こんな嬉しいツアーはない。

一生聴くことの出来ないと思っていた曲を聴けるかもしれない。
そんな期待を胸に、チケットの申し込みを行った。

ツアースケジュール


今回のツアースケジュールは以下の通り

2018年
12月15日(土)静岡エコパアリーナ
12月16日(日)静岡エコパアリーナ
12月22日(土)北海道立総合体育センター 北海きたえーる
12月30日(日)大阪城ホール
12月31日(月)大阪城ホール(カウントダウン公演)

2019年
01月26日(土)サンドーム福井
01月31日(木)幕張イベントホール
02月01日(金)幕張イベントホール
02月16日(土)宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
02月23日(土)アスティとくしま
03月02日(土)マリンメッセ福岡
03月08日(金)横浜アリーナ
03月09日(土)横浜アリーナ
03月16日(土)三重県営サンアリーナ
03月17日(日)三重県営サンアリーナ

ツアースケジュールを確認して感じたのは、10年前のアリーナツアーより公演数が減った事。

結果的に今回は追加公演もなく、当日券を出していた公演もあった。

公演数の減少に複雑な思いもあったが、同時に、20年も活動していて、いまだにこれだけの規模でツアーが出来るほどの人気を維持していることも誇らしい。


私は、今回のツアーに関してはどうしても初日に参加したかった。

今まで「ツアーの初日」に参加したことが無かったので、今回の様な誰もセットリストを予想できない前例のないツアーは初日の雰囲気を体感したかった。
また、初日に参加するのであれば最終日にも参加し、ツアーでの変化を確認したい。

妻と相談し、以下の日程に参加することにした。

12月15日(土)静岡エコパアリーナ
12月31日(月)大阪城ホール(カウントダウン公演)
01月26日(土)サンドーム福井
02月23日(土)アスティとくしま
03月17日(日)三重県営サンアリーナ

初日のエコパ、カウントダウン、新年一発目の福井、ツアー最小規模の会場である徳島、オーラスの三重二日目。
自分の中で重要ポイントでありそうな公演をチョイスし、なんとかチケットを手に入れた。

初めてのツアー初日


静岡に来るのは5回目くらいになる。
ライブとしては、つま恋で2回きたが、エコパは初めて。

  • 小笠山総合運動公園エコパ

しまなみロマンスポルノが開催された広島県立びんご運動公園のように、いくつかの施設から成り立つこの場所でポルノは20周年を祝うツアーのスタートを切る。

エコパのある袋井市に到着した時に、駅に掲示してあったポスター


袋井市のキャラクター「フッピー」が出迎えてくれる。
ポルノの20周年を祝う仕様になったその姿に嬉しくなった。これから始まるライブへ向けて気持ちも高まっていく。

当日、物販開始前からに並んだが、12月という事もあって非常に寒かった。
先頭の方の女性陣は元気。やはり女性の方が強いことをあらためて感じる。

物販開始に向けて着々と進む準備。



今回は魅力的なアイテムが多く、20周年を祝うポルノチームの熱量や、ファンの熱気に思わず財布のひもが緩んでしまう。


気になっていたものを購入し、ライブまで会場の周りを見て回る。
そこにはファンを楽しませようと、様々な工夫がしてあった。


歴代の会報をまとめたパネル。
初めてlove up!に入会して届いた会報をわくわくしながら開いた時の気持ちを思い出す。
幸せのオレンジ封筒は、今ではビニールに変わってしまった。
それでも会報の1ページ目を開くときの胸の高鳴りは今でも変わらない。

他にも、歴代のライブナビゲートキャラたちが会場周辺に点々と並べられていた。
これも、ファンにとっては思い出深いもの。



妻と会場周辺を回り、すべて写真に収めていった。
その中でもやはり、サイが一番可愛い。


ひっそりと、アイツもいた。



懐かしいものに触れ、たくさんの思い出がよみがえってくる。
一人で行ったライブ、友人と行ったライブ、元カノと行ったライブ。
そのすべてを今の妻と回りたかったなぁと心の中で思いながら、開場時間を待っていた。

どんどん人が増えていく。
もうすぐ、誰もセットリストを知らない、予想できないライブが始まる。

今回から高額転売防止策として、事前に座席がわからず、入場時に座席を発券するシステムへ変更されていた為、いつもより早めに会場へ入った。

2019年に日本中が盛り上がったラグビーワールドカップの会場としても使用されたエコパは、今は全国から駆け付けたポルノファンの熱気であふれていた。

UNFADEDな時間


薄暗い会場に、ピンクを主とした照明。
ポルノらしいアダルトな雰囲気を感じる中、開演を待っていると照明が落ちた。
やっぱりこの瞬間が一番好きだ。
この日の為に毎日仕事を頑張り、嫌なことにも耐えてきた。

オペラ風のコーラスが流れる中、突然鳴り響いた心臓まで響くギターの音。
ライブDVDでは味わうことの出来ない本物のライブの感触。

衝撃的な爆発音とともに、幕が下り、そこに立つヒーロー。


少し涙でかすんでしまったが、しっかりその姿を目に焼き付ける。

晴一のギターが鳴り響く。
初日ははっきりと聴き取れなかったが、冒頭にデスボイスでセリフが流れる。

Welcome to "UNFADED" tour. Lady's and Gentleman, Are You Ready?Porno Graffitti

誰もが予想に予想を重ねていた一曲目。

  • オレ、天使

オープニングを飾ったのは、脱退したメンバーであるTamaが残した名曲だった。

ポルノグラフィティの元ベースTamaこと白玉雅己とは?ポルノ復帰の可能性は?【3人の姿がまた見たい】
ポルノグラフィティの元ベース、Tamaこと白玉雅己氏。彼は脱退後も愛され続けるベーシストです。本記事では、そんなTamaについて紹介しています。本記事を読むことで、Tamaが最高のベーシストであることがわかると思います。

20年変わらぬ歌声。
いや、ますます進化し、生で聴くとその迫力から恐ろしくも感じる歌声。

オレ、天使を熱唱し、アウトロのセリフの最後で昭仁がつぶやく

「UNFADED」

初日以降は「Today's "UNFADED"」になっていた。
今日という日は色あせない。胸に刻んで帰るんだ。

初日のセットリストは以下。

M01 オレ、天使
M02 A New Day
M03 幸せについて本気出して考えてみた
M04 東京ランドスケープ
M05 ジョバイロ
M06 ヴィンテージ
M07 前夜
M08 ビタースイート
M09 ライオン
M10 Zombies are standing out
M11見つめている

M12 夕陽と星空と僕
M13 didgedilli
M14 カメレオン・レンズ
M15 海月
M16 フラワー
M17 オー!リバル
M18 ジレンマ
M19 パレット
M20 サウダージ
M21 ハネウマライダー
M22 ∠RECEIVER
EN1 Hard Days, Holy Night
EN2 ライラ

M02 A New Day
かっこよく、クールな演出で始まったライブの2曲目は、安定して盛り上がるA New Day。
定期的に演奏されているはずなのに、懐かしさを感じた。これから始まるツアーが明るいものになれば良い。
M03 幸せについて本気出して考えてみた
ずっとポルノを聴いてきて、年々好きになる楽曲はたくさんある。
その中でも、この楽曲や「黄昏ロマンス」は結婚してから特に響いてくる。
イントロが鳴った瞬間から涙が出た。10年後もこの曲を、妻とライブで聴きたい。
M04 東京ランドスケープ
20周年を迎えても、売れていても、まだ東京で闘い続けているポルノ。惰性を感じないからこそ、ずっと追いかけている。
M05 ジョバイロ
今回から加入したサポートメンバーの皆川さんのピアノが素晴らしく、一音一音が澄んでいて心地良い。
サポメンが変化することで、ポルノの楽曲は色あせないどころか新しい表情を見せ続けてくれる。
M06 ヴィンテージ
ツアータイトルから唯一予想できた過去曲。
やっぱり思う。この曲はワイパーではない。
M07 前夜
やっと聴けた大好きな曲。しまなみロマンスポルノで披露すると思っていたが、いざ聴いてみると今回のセトリの中に入っていて良かったかもしれない。
昭仁の振り絞るように歌う姿は見ていて気持ちよく、ハーモニカの音色も胸を打たれるものがある。
M08 ビタースイート
久しぶりの披露である人気曲ビタスイは、会場が沸いたのがわかった。これもポルノの色あせない楽曲の代表。
Tamaが残した大切な曲たちは、演奏頻度が減った今も愛されている。
M09 ライオン
ポルノにとって最初期くらいに古い楽曲の「ライオン」は、とてもシンプルな演出で披露されたのが印象的だった。
最近派手になってきた照明や映像を使わず、まるでインディーズ時代かのように音を奏でている。
M10 Zombies are standing out
ファンが待ち望んでいた楽曲が披露された。
ポルノにとって新機軸となったゾンビは、先ほどのライオンとは真逆の照明と映像をフル動員した激しいもので、想像していた以上にライブ映えする楽曲だった。
これからこの曲も色あせない楽曲の一つに仲間入りしていくだろう。
M11見つめている(弾き語り)
前回のツアー同様、小鳥のさえずりから昭仁の弾き語りタイム。
セトリにはカウントされるか微妙なところだが、昭仁が初めて作詞作曲した「見つめている」を当時のエピソードと共に1番だけ披露。こういうレア曲を聴けることが今回のツアーの最大の魅力。
M12 夕陽と星空と僕(弾き語り)
弾き語りを聴くたびに、昭仁の表現力が高くなっていることを感じる。
レア曲だった「夕陽と星空と僕」も人気であることで演奏頻度も多くなった。しかし、聴くごとに新たな物語を見た気分になる。
M13 didgedilli
昭仁の弾き語りコーナーの後は、晴一のギターソロ。普段はギターも弾ける作詞家感をだしている晴一だが、世界一のギタリストに見える。
M14 カメレオン・レンズ
晴一の自信作である楽曲。懐かしい名曲たちが並ぶ中、新しい楽曲が負けていない。常に最新曲が最高の楽曲であることがファンとしても誇らしい。
M15 海月
先ほどのカメレオン・レンズが照明美なら、海月は映像美を感じる楽曲。巨大なスクリーンをフルで使用したこの曲は、アリーナツアーだからこそ映えるのかもしれない。
M16 フラワー
ここまで静かに聴き入る曲が多めだったが、その流れの最後にもってきたのが「命」を歌った「フラワー」だった。
ライブ前日に配信された最新曲は、スクリーンに歌詞を表示し、壮大なメッセージをファンに伝える。ずっと愛され続ける名曲の一つになることが確信できた。
M17 オー!リバル
すっかり定番になった曲。この曲を目当てにポルノのライブに来た人もいると思う。
これからも新規の人が「ポルノのライブに行ってみたい」と思わせるようなヒット曲を作って欲しい。
M18 ジレンマ
ここでまさかのジレンマが投入された。色あせないツアーでも新しい挑戦を忘れないポルノが本当にカッコイイ。と同時に、ラストがジレンマでないことの寂しさも感じる。
M19 パレット
人気曲であるパレットは、スクリーンに誰かの顔を描いている映像が流れていた。明るい曲なので、いつも失恋ソングであることを忘れそうになる。
M20 サウダージ
ライブ後に、妻と話したのが、やっぱりサウダージは最強だったという事。ポルノにとって最大のヒット曲で、これまで何度も聴いてきた曲だが、このツアーで聴く事に意味がある。やっぱり色あせない。
M21 ハネウマライダー
ライブの終わりが近づいてくる。初めての人も、何度もライブに来ているファンもみんなが楽しめるパワーを持った楽曲はそう多くない。真の代表曲の一つ。
M22 ∠RECEIVER
本編最後の楽曲を披露する前に、昭仁がファンに向けて語った。

みんなにとって今日が色あせない日になったと信じています。

これからも色あせない、そして“色あせてはならないもの”を大切に手の中に持って進んでいけたらと思います。

そしてイントロが鳴った瞬間に、ポルノらしいなと思った。
演奏されたのは、災害をテーマにし、全ての出来事から目を背けてはならないということを歌った「∠RECEIVER」
しまなみロマンスポルノでもそう、彼らは自分たちの20周年のお祝いとして用意された舞台でも今伝えるべきメッセージを優先する。

平成にデビューしたポルノが駆け抜ける、平成最後のアリーナツアー。

今まで平成を生きてきて、たくさんの色あせてはならない場面を目にした。それはテレビを通して感じることもあれば、自分の足下にあることもあった。

でも、変わらなかったのは、その時々に自分の耳元にはずっとポルノの曲があった。

今も。

EN1 Hard Days, Holy Night
12月という事でアンコール1曲目は定番のクリスマスソング。盛り上がるこの曲を聴くと、「クリスマスのHide&Seek」の出番が今後あるのか心配になる。「ゆきのいろ」ですらあまり演奏されないのに。
EN2 ライラ
ラスト1曲は、「ライラ」だった。
事前に晴一がTwitterでそれっぽいことをツイートしていたので、やるだろうと思っていたが、ジレンマを差し置いてラストに持ってきた。

テンポを落としたことで若干ノリにくく、まだ未完成感が否めなかったが、この曲もツアー最後の方では進化してくるだろうと感じた。
曲途中で、ご当地ネタが入るのはすごく良い。

初日を終えた率直な気持ち


初めてのツアー初日を体感し、率直な感想としては初日から完成度の高さに驚いた。
ここからさらに進化していくツアーが楽しみでしかない。

セトリに関しては、なんだかんだ過去のベストアルバムが主体になったセトリだが、シングルとアルバム・カップリングの比率は完全に逆になっていて、ファンでないとついていけない様なスペシャルなセトリだったと思う。

十分満足だったが、頻繁に演奏されるアルバム・カップリング曲をもう1、2曲マイナー曲へ変更しても良かったという思いもあった。

※この時は、静岡二日目で一番大好きな楽曲かつ、全く演奏されないレア曲「Swing」が演奏されたことを知らない。
知ってたら悔しくてエコパに生霊として住み着いていた。

翌日、帰宅前に再度エコパへ向かい、ツアトラを撮影した。


初日の12月15日(土)静岡エコパアリーナを指さした写真を撮影。
全然手が届かないが、最終日には自分の手の届く場所へやってくる。


何度きても静岡は良い場所だった。
「さわやか」も美味しいし、また来たい。

2018年最後のライブ


個人としてUNFADEDツアー2公演目、そして全員にとって2018年最後のライブとなる大阪城ホールでのカウントダウン公演へ参戦した。

2011年に行われた「幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜」でもカウントダウン公演へ参戦していたので、久々の夜に会場へ集結する感じにワクワクした。
妻はカウントダウンライブは初めてらしく、とても楽しみにしていた。

席は2階席の後方だったが、ちょうどセンターくらいで、全体を見渡すには良い感じの席。

ライブが始まると、違和感があった。

昨年末から今年に開催されたホールツアーの"BUTTERFLY EFFECT"で大阪のフェスティバルホール公演に参戦した時も同じ姿を見た。

昭仁の声がおかしい。

この日、昭仁は非常に調子が悪く、声が枯れ、時おり声が裏返ることもあった。
それでも体の底からふりしぼる様に熱唱する姿に胸を打たれた。
2018年最後のセットリストは以下。

M01 オレ、天使
M02 A New Day
M03 幸せについて本気出して考えてみた
M04 東京ランドスケープ
M05 ジョバイロ
M06 Swing
M07 前夜
M08 ビタースイート
M09 DON'T CALL ME CRAZY
M10 Zombies are standing out
M11見つめている

M12 夕陽と星空と僕
カウントダウン
M13 Century Lovers
M14 didgedilli
M15 カメレオン・レンズ
M16 海月
M17 フラワー
M18 オー!リバル
M19 ジレンマ
M20 パレット
M21 サウダージ
M22 ハネウマライダー
M23 ∠RECEIVER
EN1 Hard Days, Holy Night
EN2 ライラ

特に印象に残っているのが、東京で夢を追い、もがきながらも戦っている姿を歌った楽曲
「東京ランドスケープ」

そう 東京(ここ)にきて ずいぶん時は経った
思ったよりやれてる? 褒めてあげよう

と歌われる部分。しかし、この日は

そう 大阪(ここ)を出て ずいぶん時は経った
思ったよりやれてる? 褒めてあげよう

広島出身の昭仁、晴一、そしてTama。
三人は東京ではなく、一度大阪へ出てインディーズ活動を行っている。

大阪城公園、通称“城天”で、有名アーティストを見る為に大阪城ホールへ向かう人たちの前で呼び止める様に演奏していた。
第二の故郷ともいえる大阪でデビュー20周年記念のツアーを行い、そして当時憧れだった大阪城ホールを満席にし、カウントダウン公演を行っている。


デビューしてからのポルノしか知らない私だって、涙があふれてきた。当時からポルノを知っている人からすれば涙が止まらないだろう。

そして、ついに聴くことが出来た大好きな曲「Swing」
今まで参戦したライブでは聴くことが出来ず、もう一生聴けないかもしれないと思っていた。

何度も何度も聴いてきたから、最初の一音目ですぐわかり、心臓がバクバクして、そして歌い出しで涙がこぼれた。

「Zombies are standing out」では2階席のセンターであることで、アリーナ以上に壮大な照明の演出を感じることが出来た。
2階席から見るライブは、全体像が見える楽しみがある。照明はもちろん、みんなの手の動きが揃っていて気持ち良い。


カウントダウンでは、時間までポルノらしいゆるいトークでつなぎ、2019年になった。
新年一発目に演奏されたのは千年の恋を歌った「Century Lovers」だった。

平成最後のアリーナツアーでカウントダウンライブに参戦し、大切な人と一番好きなアーティストを見ることが出来たことは一生忘れない。

2018年は自分にとって、いろいろなことがあった年だった。
歳を重ねるごとに涙腺が弱くなったけれど、今年は特に涙を流した。

人生で一番お世話になった人が亡くなった年
憧れの場所に初めて行った年
そして、雨がすべてを奪った年

嬉しいことも、悲しいこともあったが、最後に幸せな気持ちで2019年を迎えることが出来たからきっと今年は良い年になる。
ライブ後、そう思いながら深夜の大阪城ホールを眺めた。

ツアー完走まで、あと3か月。
去年最後も、今年最初もポルノを聴いていた。

自分の中で色あせない音楽。「UNFADED」ツアーで感じた生涯の宝物【ポルノグラフィティ20周年アリーナツアーの記録<後編>】
ポルノグラフィティ20周年アリーナツアー「UNFADED」は、ポルノが20年間で生み出した楽曲が色あせていないかを確認するツアーでした。本記事では、アリーナツアー「UNFADED」について後編をまとめています。色あせない楽曲が並ぶ、最高のツアーでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました